エネルギー、外交、米 (2014/4/3)

昨日はまーけん(マーケティング研究会)の『日本経済の歴史』の2回目。
1930年代から90年くらいまでを俯瞰。
1930年ごろ、列強諸国は自国経済の保護を優先課題とし、ブロック経済を敷く。
我が国も新興国としてどん欲に経済成長を求め、軍備を拡張して植民地の拡張に躍起になる。
それでもまだまだ貧しかった。
 
やがて米国に石油を止められ、世論は鬼畜米英に傾き、戦争の火ぶたを切る。
米国にコテンパンにやられ、占領下に入り、先生と生徒の関係よろしく制度改革を強制される。
GHQの構想では、他のアジア諸国の発展を優先して日本の復興は後回し。
国民は食うのにやっとの状態。
 

ところが、1950年の朝鮮戦争が様相を一変させる。
共産圏との前線が間近にあることで、補給基地として大活躍。
さらに東西冷戦を背景として、資本主義連合軍の仲間入りを果たす。
GATTにも加入し、自由貿易の恩恵を受ける。
 

以上は小生が今回理解したストーリー。
乱暴で偏りがあり、単純化しすぎと自覚しながら。
以下教訓。
 

1 エネルギー
化石資源に乏しい日本は、エネルギー輸入を絶たれたらひとたまりもない。
宿命的かつ致命的なハンディキャップ。
エネルギーを安定的に確保することが政治の宿命だ。
資源国に頼らない原子力の平和利用がどれだけ経済の自立に貢献したか。
原子力発電のマネジメント再構築は急務。
 

2 外交
米国の庇護下にあるからこそここまでやってこれた。
直接の武力は使わないまでも、朝鮮戦争や冷戦の忠実な舎弟として認められてきた。
米国はいつまで日本の後ろ盾になってくれるのか。
中国やロシア、北朝鮮といったややこしい国のフロントラインにあるという地勢面で日本は大事なパートナー。
でも、手塩に育てた後輩が疎ましくなり、突然手打ちにする例は枚挙にいとまがない。
戦国武将でも、現代の役員会でも。
そうならないような外交努力が必須。
 

3 米
日本人は米と共に暮らしてきた。
戦争中も米を食べなければ士気が上がらなかった。
米をどう作り、どう流通させるか、農民の暮らしをどうするかに腐心してきた。
税金を大量に投入し、選挙の大票田でもあり、利権を生み出してきた。
その流れから見ると、他の品目と並べて関税を議論するTPPは大きな変曲点だろう。
年貢の時代から続く社会の基盤を揺るがすものになるだろう。
どう揺らぐのかは定かではないが、これを乗り越えると違う将来が見えてくるような気がする。

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