人材採用が企業活動の根幹である理由 (2014/9/7)

人を酷使して使い捨てにする「ブラック企業」が糾弾されている。

誰しもそんな会社で働きたいとは思わない。

でも、仕事の要求水準の高さや厳しい評価、長時間労働がその根拠とされるなら問題だ。

それなら夜中まで皎々と電気がついている霞ヶ関の省庁はすべてブラックだ。

ベンチャー企業や急成長企業なんかもたいていそうだ。

この理屈を是とすれば、市場経済が成り立たないのは自明である。

 

だから、ブラックかどうかは仕事の内容や時間といった客観的な要素では判定できない。

企業が求める目的や目標に社員が納得しているかどうか、求める仕事と個人の関心がマッチしているかどうか、そこが問題なのだ。

企業の実務としては人材採用の問題である。

企業の理念やビジョン、求める仕事に納得した人を採用するということだ。

理念やビジョンが個性的で明確であればあるほど、合わない人が入社すると苦痛を感じる。

採用をアバウトに行っていると、志が高く戦略が明確な会社ほどブラックのレッテルを貼られるリスクがあるのだ。

 

以上が昨日の勉強会の、多くの学びの中のひとつ。

元ファーストリテイリング人事部の兼松さん(現EHR代表取締役)をお招きして、ユニクロの人材教育を題材にして議論した。

ちなみに、ユニクロの柳井社長は、京セラの稲盛氏と並んで中国でものすごく人気があるそうだ(勉強会メンバー中津さん情報)。

両名とも、確固たる理念を基にして合理的な経営システムを実践し、企業活動を通じて多大な社会貢献をしている。

こうしたマネジメントの仕組みこそが日本の競争力になり得ることへの希望と同時に、それらを素直に評価して貪欲に吸収しようとする中国の脅威を感じずにはいられない。

ボヤボヤしてられませんな。

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