IoT、チャッピー、マッドマックス(2015/7/5)

まーけん(マーケティング研究会)で『ソーシャルマシン M2MからIoTへ つながりが生む新ビジネス』(ピーター・センメルハック、角川EPUB選書、2014年)を取り上げた。

なんでもかんでもインターネットにつなげれば、何か新しい商売になるのではないかという話。。

何か(たとえばエアコン)をネットにつなげて何になるんだ、という発想ではなく、もしエアコンがネットにつながっているとすれば、それも全てのエアコンがつながっていたら何ができるかを考えよ、というのが著者の主張。

着地点が見えない大風呂敷でもお金が集まる米国のダイナミズムを垣間見る。

 

学びのポイントは、モノをネットにつなげるには、リアルな製品とは別に、ネットに乗せる「アバター(分身)」を設計する必要があること。

「エアコン」をネット上に存在させるためには、どのような情報が必要なのか。

サイズか、見た目か、機能か、動いている状態か、消費電力か、何度の部屋を何度に冷やそうとしてるのか、何W出力してどれだけ効果があるのか、などなど。

物理的な実体とは別に、ネット上の情報の固まり、それがアバターだ。

製品設計だけでなく、情報設計が必要なのだ。

 

それはモノだけではなく、人間にも当てはめることができる。

ネットを介してメールやスカイプで示されている「私」はどのような存在なのか。

フェイスブックでのやりとりは、結果としてどのようなスペックを私自身に貼り付けているのか。

ひょっとしてそのスペックが私の真実で、肉体は入れ替わってもなんら問題ないのではないか。

肉体はおろか、ペッパーのようなロボットに「私」の情報をインストールしても、同じように社会生活ができるのではないか。

というのが、映画『チャッピー』(ニール・ブロムカンプ監督)の面白さ。

IoT(Internet of Things)と関係あるのかどうか分かりませんが、とてもお勧めの映画です。

 

P.S.
友人に『マッドマックス』が面白いらしいよ、とメッセージを送ったら無性に見たくなったので行ってきた。

ガソリンの臭いがプンプンの、インターネットとは無縁の荒廃した未来社会。

こちらはIoTと全く関係がありませんが、対局にある世界観のエンターテイメントとしてお勧めです。

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