『戦略思考のしくみ』を上梓いたしました (2020.9.27)

How to Create a Business Strategy_COVER_image

このたび、萌書房さまより『戦略思考のしくみ』を上梓いたしました。
2013年の拙著『ビジネスの文法~会計、マーケティング、そして戦略』のアップデート版です。
長期の事業戦略を構想するビジネスリーダーをはじめとして、マネジャーおよび将来のマネジメントを担うビジネスパーソンを対象としています。

コロナ禍により多くの需要が消滅し、多くの会社が傷み、担い手が疲弊しています。
一方で、GAFAに代表される巨大企業による利益の寡占化が進み、自由競争という社会制度自体がほころびを見せています。
さらに、気候温暖化などの地球環境問題も放っておけないレベルに達しています。
米国でさえ、株主第一主義から広範なステークホルダーを重視する経営を志向しつつある中、市場競争を是とし、会計的な企業価値を追求する「戦略」の存在意義が揺らいでいます。

企業の目的・目標は利益獲得に限りません。
今や、関係する人々の幸せや地球環境との調和を見すえた明確な理念・ビジョン・目標を設定し、実行することがビジネスリーダーの使命だと言ってよいでしょう。
一方で、活動に規制をかけ、ブレーキに足を乗せてそろそろと進むのではなく、目標に向かって思い切りアクセルを踏むことも重要です。
ステークホルダー間の複雑な利害の前に逡巡することなく、具体的な課題解決に向かってさまざまなアイデアや行動が絶えず駆け回っている組織こそが、持続可能な会社であると思います。

私たちは、経営の安定を求めるあまり、ともすれば自分の殻の中に安住してしまいます。
その殻を破るようなアイデアを出し、行動することがビジネスパーソンの本分です。
未知のもの、馴染みのないもの、違和感のあるもの、とっつきにくいものと付き合い、恥ずかしいこと、カッコ悪いことにもチャレンジする。
そのような、継続的に自分をアップデートしていく過程がビジネスであり、伴走するペースメーカーが会計指標であり、信頼で結ばれた仲間で共有するゲームプランが戦略です。

会社独自の目標を明確にし、リスクに真摯に向き合い、機動的な意思決定を可能とする論理を組み立て、人の心に響く希望を描く。
先が見通しにくい時代だからこそ、このような「戦略思考」が不可欠だと信じております。
みなさまの忌憚なきご意見、ご批判を頂戴できれば幸いです。

2020年9月
ゼータコンサルティング株式会社
代表取締役 杉田英樹

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