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桜橋ビジネス勉強会

第35回 マウスコンピューターはなぜ薄利ビジネスを勝ち抜けたのか?[2022/10/15開催]

マウスコンピューターはなぜ薄利ビジネスを勝ち抜けたのか?
~創業から24年間のヒト・モノ・カネをたどってみる~

終了いたしました!ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!

マツコ・デラックスや乃木坂46の広告で一躍知名度が上がったマウスコンピューター。同社は受注生産方式(BTO)のPC製造販売会社です。これといった技術がなかったにも関わらず、積極的な企業買収で経営基盤を固め、し烈な価格競争を勝ち抜いてきました。

同社の持株会社であるMCJは、直近期の連結売上約1900億円、経常利益137億円の実績を上げています。特筆すべきは、98年の創業時から直近期まで、業績がすべて公開されていること。今回の勉強会は、草創期からのヒト・モノ・カネの推移をつぶさに分析し、同社の足跡をたどります。その時々の市場環境をどのように認識し、どのような構想を持ち、具体的にどのような手を打ってきたか。同社の経営のかじ取りを体感する場にしたいと思います。

創業者の高島勇二氏は28歳の時に同社を設立。6年後の04年には東証マザースに上場し、そこで手にした資金でPCモニターの著名ブランド「イーヤマ」を買収します。07年に持株会社に移行してさらなる拡大基調に入り、ハードウェアの製造販売からバリューチェーンの川上、川下に事業を広げていきます。16年にはブランドロゴを一新し、TVCMの投入により売上を拡大。最近では、コロナ禍によるテレワーク需要を追い風に業績を伸ばしています。

勉強会では、各年の決算情報を基にした経営方針の変遷、事業ポートフォリオの改変といった戦略レベルの分析に加え、資金調達・キャッシュフロー・製造原価などの財務・会計分野の分析を座長から提供し、共有します。これまでの紆余曲折の中で、経営のポイントがどこにあったのかを議論したいと思っています。

さらに、新興企業のスピード感をイメージしたうえで、自社のアナザーストーリーをあれこれ考えてみる場にもしたいと思います。「もしお金があったらどんな事業展開が可能か」を妄想するのも悪くないと思っています。

PDFのパンフレット

  • 日時:2022年10月15日(土)14:00~17:20
  • リアル会場:若杉大阪駅前ビル7階会議室(弊社オフィスの隣の部屋です)
  • 定員:20名(先着順)
  • 会費:3,000円(税込)
  • 対象者:ビジネスについてみんなとワイワイ意見交換したい人(経営の経験・知識は問いません)

 

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