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桜橋ビジネス勉強会

第46回 フェンダーの原宿旗艦店は復活ののろしなのか?[2025/8/30開催]

フェンダーの原宿旗艦店は復活ののろしなのか?

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エレキギターの雄、フェンダーが世界に先駆け、東京原宿に旗艦店を出店しました。さらにアパレルやバッグも展開し、紆余曲折を乗り越えてブランド再構築のアクセルを踏む決断をしたようです。その一方、社債の信用格付け評価が「投機的レベル」とみなされるなど、経営状況は芳しくありません。アクセルとブレーキを巧みに使い分ける巧みな経営手腕が問われています。

ギターに限らず、楽器市場はコロナ禍の巣ごもり需要で世界的に拡大しました。廉価版製品のラインナップを広げ、初心者用の練習アプリを提供するなど、各社が需要維持に向けた手を打っていますが、十分な成果は出ていないようです。多くのビジネス同様に、中国市場の冷え込みが直撃し、トランプ関税が追い打ちをかけるようにダメージを与えています。

今回は、座長の憧れだったフェンダー社の取り組みを追うとともに、ギブソン、ローランド、ヤマハといった楽器市場の主要プレーヤーの動向も紹介し、これからの楽器ビジネスを展望します。ゲストにはヤマハ()ギター開発部ギターアンプ開発グループの恵村健太郎さんをお迎えします。ヤマハはグローバル楽器市場でトップシェアを誇ります。恵村さんにはグローバルなマクロ情報から、音楽マニア・ギターマニアとしての細かすぎる情報まで、豊富な知識を楽しく提供いただきます。

楽器は衣食住のような必需品ではありませんが、古今東西、どんな文化の中にも存在します。しかしながら、機能性・利便性を追求するものでもなく、生産性向上という文脈にも乗りません。古典的な「市場の魅力度」の観点からはうま味が少なく、利益追求とは違った音楽への情熱が楽器ビジネスを支えているようにも思えます。

今回はビジネスファーストではなく、楽器ファーストの議論ができればよいと思っています。楽器を主役にしたときに、マーケティングは何ができるか、ビジネスはどのように貢献できるか。参加者の思いや思考が響きあう、クリエイティブなセッションにしたいと思います。楽器が弾ける、弾けないにかかわらず、楽しいセッションに是非ご参加ください。

※リアル参加のみ受け付けます。

PDFのパンフレット

  • 日時:2025年8月30日(土)14:30~17:45
  • 会場:大阪市北区曽根崎新地2-2-16 関電不動産西梅田ビル7階 アットビジネスセンター大阪梅田704号室
  • 定員:20名(先着順)
  • 会費:3,000円(税込)
  • 対象者:ビジネスについてみんなとワイワイ議論したい人(経営の経験・知識は問いません)

 

アットビジネスセンター大阪梅田

 

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